HTMLにコメントを書き込む目的ってなに?

HTMLがどの部分を表しているのかという目印にする

ウェブサイトのソースを見ると、「ここからメニュー」「ここからコンテンツ」といったコメントがHTMLに書き込まれていることがあります。こうしたコメントは特定の書式を用いて記入することで、サイト上に表示されることはありません。そのため、ウェブサイトの制作者がなんらかの意図を持って、閲覧者には見せず、自分たちのためだけに書いているということになるわけですが、その意図とはなんでしょうか。まず挙げられるのが自分用のメモです。ページを作って表示を確認したとき、予定と違うことになっていた場合は修正しなければいけません。しかし、なにも目印をつけずにHTMLを書くと、どこがメニュー部分でどこがコンテンツ部分なのかわかりにくく、修正部分を探すのに苦労します。そういうときのためにコメントを書いて探しやすくしているというわけです。

第三者が制作やメンテナンスを引き継ぐためのサポート

もう一つの意図として挙げられるのが、制作やメンテナンスを誰かに引き継ぐときにわかりやすくするため、というものです。たとえば、ウェブサイト制作業者がページを作り、それを依頼者に渡して、その後のページ管理はすべて依頼者が行うとします。その場合、依頼者がページの一部のデザインを変えたいと思ったら自分で書き換えないといけませんが、HTMLの知識があまりない場合、ソースを見ただけだとどこを変更していいのかわかりません。そういったときにサポートできるように、制作業者があえて、この部分はこういう役割があるといったことをソースに書き込んでいるのです。

コーディングは、ソフトの開発仕様書からプログラムを作る際の、プログラミング言語に置き換える作業を指し、設計は含みません。家を建てる建築に例えると、図面を見ながら建物を建てる大工さんのような仕事です。